【PR】PHOTONOBAは全国のフォトスタジオ・写真館に関するいろいろなおすすめ情報を発信するメディアサイトです。

七五三を祝おう!年齢別(3歳・5歳・7歳)意外と簡単な着物の着付け方法

  • 2020年10月2日
  • 2021年1月19日
  • 七五三
  • 8731View
  • 0件

「七五三は自分の着た着物を子どもにも着せたい!」「ネットでお気に入りの着物を見つけた!」そんな方はいらっしゃいませんか?

今はどのフォトスタジオ・写真館でも持ち込んだ着物の着付けをおこなってくれることが多いですが、場所によってはオプション料金がかかってしまうこともあります。そんな時自分で着付けができれば、コストをカットして写真撮影を楽しめますよね。神社へのお参りもお店を経由することなく、自宅から直接向かうことができとてもスムーズです。

今回は七五三の着付け方法を年齢別にご紹介したいと思います。難しく考えてしまいがちですが、子どもの着付けは大人に比べてかなり簡単です!この機会にぜひチャレンジしてみてくださいね。

本ページはプロモーションが含まれています。(詳しくはプライバシーポリシーへ)

3歳 女の子の着付け方法

753-3歳女の子

まずは1番簡単な3歳女の子からご紹介します。着付けに必要なものは以下のものです。

着付けの前の準備

●着物
●被布(ひふ)
●帯揚げ(おびあげ)
●襦袢(じゅばん)
●長いタオル1枚
●下着(外から見えなければなんでもOK)
●紐3本
●足袋(たび)
●草履(ぞうり)
●巾着(きんちゃく)

ネットではセットになっているものもあればいくつか小物が足りていないものもあるので注意しましょう。また、着物のみレンタルを行う場合も足袋や巾着、紐に関してはついてこない場合があります。必ずすべてそろっているか確認してください。

着物に関しては肩上げ、腰上げが元からおこなわれている場合と何もされてない場合があります。子どもの身長に合わせて縫えるようであれば事前に縫っておいてください。肩上げが難しい場合は3歳は被布で肩の部分が見えなくなるので、安全ピンなどで止めておきましょう。

3歳女の子|着付けの手順

それでは、実際の着付け方法をチェックしていきます。これから紹介する内容は、腰上げをしている着物の着付け方法です。

後半では、腰上げしていない着物の着付け方法も簡単に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 足袋をはかせる

着付けを始める前に、トイレ・ヘアアレンジ・メイクを済ませておきましょう。足袋はソックスタイプがはきやすいのでおすすめです。

2. お腹のあたりに下着の上からタオルを巻く(省略可)

綺麗な着物の着こなしを意識する場合は、お腹のあたりにタオルを巻き体型を補正するのがおすすめです。これは着物を綺麗に着られる体形が「凹凸のない寸胴体型」であるためと、紐の食い込みを防ぐためです。しかし子どもが嫌がる場合は被布である程度カバーできるため無理にしなくても大丈夫。臨機応変に対応してみてください。

3. 襦袢を着る

襦袢の背ぬい(背中の中心の縫い目)が背中の中心になるよう意識しつつ、向かって左側を内側に、右側を上側にくるように衿を合わせます。紐の中心をお腹にくるように合わせ、後ろで交差させ、やや締めながら前に回しちょうちょ結びを行いましょう。腰ひもはみぞおちに当たらないよう締めると、子どもも楽なので意識してみてください。紐を結んだら襦袢の胸元・裾を整えシワにならないようチェックします。

4. 着物を襦袢の上に着る

襦袢の上に着物を着せていきます。襦袢の袖は、着物の袖の中に整えてしまいましょう。着物も背ぬいが背中の中心になるよう意識しつつ衿を合わせていきます。後ろ側から見た際、襦袢が衿に隠れるよう合わせてください(クリップで留めるのもおすすめ)。前から見た際は、襦袢が見えるように着付けていきます。

着物も向かって左側を下に、右側を上にして衿を重ねます。縫い付けの腰ひもは、脇から後ろへ回します。向かって左側の紐は、反対側の袖の身八つ口を通し後ろへ回します。襦袢と同様に、後ろで紐を交差させ前でちょうちょ結びを行いましょう。紐を結んだらシワのチェックと襟元のチェックをし、クリップを付けていた場合は外したらOKです。

5. 結んだ紐を上から帯揚げを縛って隠す(省略可)

4で結んだ腰ひもを隠すように、上から帯揚げを縛ります。ただし被布を着せる場合腰ひもは目立たないため、帯揚げをしないスタジオもあるので、思い切って省略してしまっても大丈夫。ただし、被布が暑くて脱ぎたがる子もいるので、そういった意味では帯揚げをしておくと安心です。被布の有り無しで写真を残すのも良いですね。こちらも臨機応変に対応してみてくださいね。

6. 被布を着せて完成

最後に被布を着せて完成です。被布はスナップで留めるだけなので着せるのはとっても簡単。時期によっては暑いので、ぎりぎりまで着ないという選択肢も良いでしょう。

【番外編】腰上げしていない着物の着付け方法

いかがでしたでしょうか。3歳の女の子の腰上げしている着物の着付け方法を見ていきました。腰上げしていない着物の場合は、下記のような着付けをしてみてください。
1. 足袋をはかせる。
2. お腹のあたりにタオルを巻く。
3. 右の衿が前に出るように合わせながら襦袢を着せて紐で縛る。
4. くるぶしが見えない位置まで裾を調整しつつ右前で合わせて、お腹のあたりをひもで縛る。この時はまだ襟元は気にせずOK。
5. 被布で見えなくなるためおはしょりは気にせず襟元を右前で合わせ、襦袢が少し見える位置に整えられたら上から紐で縛る。
以降は腰上げされている場合と同じです。

いきなり本番で着付けを、となると子どもの負担も大きくなるため、七五三の前に何回か練習を積んでおくと良いでしょう。

七五三の際に人気の女の子の髪型についても紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。

あわせて読みたい

関連記事

七五三では着飾って写真を撮るのも楽しみのひとつです。どのような衣装を着せようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで七五三のお祝いで女の子におすすめの髪型や、衣装についてご紹介します。 女の子らしい可愛い写真を残したいと考えて[…]

753 3歳 7歳 女の子

3歳・5歳 男の子の着付け

753-5歳男の子

次に3歳・5歳男の子の着付けをご紹介します。大きさは違いますが袴は基本的にほとんど着付け工程が同じです。大人よりも小さい分着付けもしやすいので気負わずチャレンジしてみましょう!

着付け前の準備

まず男の子の着付けで必要なものをチェックしていきます。

●着物
●羽織
●襦袢
●下着(外から見えなければなんでもOK)
●長いタオル2枚
●紐2本
●袴
●角帯
●足袋
●懐剣
●羽織紐
●草履

これも3歳の女の子同様にネットでセットになっているものもあれば、いくつか小物が足りていないものもあります。購入・レンタルの際は注意しておきましょう。またお守り袋や扇子などの小物がついてくる場合もあるのであれば持たせてあげてください。

着物に関しても同様で肩上げ、腰上げが元からおこなわれている場合と何もされてない場合があります。3歳女の子と同じように対応してあげてください。

3歳・5歳男の子|着付けの手順

それでは、実際の着付け方法をチェックしていきます。これから紹介する内容は、腰上げをしている着物の着付け方法です。

後半では、腰上げしていない着物の着付け方法も簡単に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 足袋をはかせる

男の子の場合も、着付けを始める前にトイレ・ヘアアレンジを済ませておきましょう。足袋はソックスタイプがはきやすいのでおすすめです。

2. お腹のあたりに下着の上からタオルを巻く(省略可)

男の子の場合も、身体の凹凸を補正するため、下着の上からタオルを巻くのがおすすめ。より格好よく袴を着ることができ、着崩れや紐の食い込みを防ぐ効果もあります。

3. 襦袢を着る

襦袢の背ぬい(背中の中心の縫い目)が背中の中心になるよう意識しつつ、向かって左側を内側に、右側を上側にくるように衿を合わせます。紐の中心をお腹にくるように合わせ、後ろで交差させ、やや締めながら前に回しちょうちょ結びを行いましょう。腰ひもはみぞおちに当たらないよう締めると、子どもも楽なので意識してみてください。紐を結んだら襦袢の胸元・裾を整えシワにならないようチェックします。

4. 着物を襦袢の上に着る

襦袢の上に着物を着せていきます。襦袢の袖は、着物の袖の中に整えてしまいましょう。着物も背ぬいが背中の中心になるよう意識しつつ衿を合わせていきます。後ろ側から見た際、襦袢が衿に隠れるよう合わせてください(クリップで留めるのもおすすめ)。前から見た際は、襦袢が見えるように着付けていきます。

着物も向かって左側を下に、右側を上にして衿を重ねます。縫い付けの腰ひもは、脇から後ろへ回します。向かって左側の紐は、反対側の袖の身八つ口を通し後ろへ回します。襦袢と同様に、後ろで紐を交差させ前でちょうちょ結びを行いましょう。紐を結んだらシワのチェックと襟元のチェックをし、クリップを付けていた場合は外したらOKです。

5. 帯の位置を確認し巻いていく

袴を前からあて、裾はくるぶしが少し見えるくらいの位置を確認します。※袴は帯を巻いた後に着せます。

子どもの背中側に回り、帯の片方(手先)を20~30センチほど残し子どもの左肩にかけ、残りを右から2周巻いていきます。この時、巻いている帯がきちんと重なるように注意してください。

6. 肩にかけておいた帯と余った帯と結ぶ

肩にかけておいた手先を上に、反対側を右下にして帯を結んでいきます。このとき、手先と結び目の部分にクリップを付けておくと緩まないため着付けがしやすくなります。

右下にきている部分を15センチ間隔で屏風だたみし羽を作ります。左上にきている手先の部分を半分に折り、羽に二巻きし手先を帯に上から差し込みます(帯に対し十字になるよう上から下に通します)。下に出た余った部分はクルクルたたみ帯内にしまいましょう。

7. 袴をはかせる

次に袴をはかせていきます。裾はくるぶしが少し見えるくらいの位置に合わせましょう。前紐を胸に沿わせながら脇から後ろへ回します。後ろに回した前紐は、一文字帯結びの上で交差させ、左右を1回ひねって締め正面に戻します。

正面に戻した紐は中央で交差させ、一方をもう一方の紐に沿わせるようにしてパタンと折り返し、また後ろへ回します。後ろへ回した紐を、一文字帯結びの下にもっていきちょうちょ結びをします。

8. 袴の後ろを腰につけ後ろ紐を巻く

袴の後ろの腰板についているへらを、帯と背の間に差し込みます。袴の後ろ紐を前に持っていき、正面で前紐の下をくぐらせ交差させます。このとき、正面から見て、後ろ紐の向かって右側にお守りをかけてあげましょう。

9. 後ろ紐を正面で十字に結ぶ

後ろ紐を織り上げ、下側の紐を前紐ごと通し2回巻きます。もう一方の後ろ紐を10センチ幅でたたみ、垂らしておいた後ろ紐で中央あたりで2回巻き水平になるよう綺麗に固定していきます。

余った後ろ紐はクルクル巻き、結んだ横十字の下に差し込み十文字になるように整えましょう。

10. 帯に懐剣を差し込んで羽織を着せ羽織紐をつければ完成

懐剣は帯と袴の間にはさみ、その手前の低めな位置に扇子を差します。

その後羽織を着せますが、この時衿は立てず外側へ半分折り返すようにしましょう。羽織紐についているS字の金具を、羽織側の紐をかける輪に引っ掛けて完成です。また羽織紐はほどかないように注意してください。

【番外編】腰上げしていない着物の着付け方法

1. 足袋をはかせる。
2. お腹のあたりに下着の上からタオルを巻く。
3. 右の衿が前に出るように合わせながら襦袢を着せて紐で縛る。
4. 着物を襦袢の衿が少し見えるようにずらしながら、同じく右前で着せ紐で縛る。
5. 後ろの裾の真ん中をつまんで腰ひもに引っ掛けて裾を上げます。
以降は腰上げされている場合と同じです。

あとは草履をはかせてお出かけを楽しんでください!

男の子も女の子と同様いきなり本番で着付けを、となると負担も大きくなるので、七五三の前に何回か練習を積んでおいてみてください。

七五三の際に人気の男の子の髪型についても紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。

あわせて読みたい

関連記事

子どもの成長を祝う行事である七五三で悩んでしまいがちなのが、髪型や衣装に関することです。女の子の場合は様々なヘアレンジを楽しんだりできますが、男の子の場合はどうしたら良いの?と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。 そこで七五三に関[…]

753 男の子

7歳 女の子の着付け

753-7歳女の子

7歳女の子は大人の着物とほぼ同じつくりとなっています。ただ子どもの場合帯がすでに作られている「作り帯」があり、着付けは大人に比べると簡易的です。今回は作り帯での着付け方法をご紹介します。

着付け前の準備

まずは、着付けに必要なアイテムを確認していきましょう。

●着物
●襦袢
●下着(外から見えなければなんでもOK)
●長いタオル2枚
●足袋
●作り帯
●紐3本
●伊達締め
●帯板
●帯締め(おびじめ)
●帯揚げ(おびあげ)
●しごき
●はこせこ
● 扇子
●バック
●草履

7歳の女の子は、ほかと比べて圧倒的に小物類が多いです。不足品がないか注意しておきましょう。また、3歳や5歳同様事前に肩上げなどの準備をおこなってください。7歳女の子の場合羽織や被布がないので、3歳・5歳以上に着物の生地をぴんと張りシワが寄らないようにすることがポイントです。

7歳女の子|着付けの手順

それでは、実際の着付け方法をチェックしていきます。これから紹介する内容は、腰上げをしていない場合の着物の着付け方法です。

後半では、腰上げしている着物の着付け方法も簡単に紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

1. 足袋をはかせる

7歳の女の子も同様、着付けを始める前に、トイレ・ヘアアレンジ・メイクを済ませておきましょう。足袋はソックスタイプがはきやすいのでおすすめです。

2. お腹のあたりに下着の上からタオルを巻く

綺麗な着物の着こなしを意識する場合は、お腹のあたりにタオルを巻き体型を補正するのがおすすめです。これは着物を綺麗に着られる体形が「凹凸のない寸胴体型」であるためと、紐の食い込みを防ぐため行います。

3. 襦袢を着せて紐で縛る

向かって右側が上になるよう長襦袢の衿を合わせ、腰ひもを前から後ろに回し、後ろで交差させて正面へ戻し、前で2回かけ結びをします。紐は左右に交差させそれぞれの紐の端をしまい整えましょう

4. 着物を着せる

次に着物を着せていきます。袖を通し、襦袢の袖を着物の袖の中に綺麗にしまうようにしましょう。また着物がずれないよう背ぬいが中心に来るようにし、襦袢と着物を首の後ろでクリップで留めると着付けがしやすくなります。このとき、着物の後ろ側を見た際に、襦袢が見えないようにクリップで留めるよう意識しましょう。

5. くるぶしが見えない位置まで裾を調整しつつ紐で縛る

着物の衿先あたりをもち、向かって右側が上になるように重ねつつ、裾をくるぶしが見えない高さになるようキープしながら位置を決めていきます。腰回りがゆるくなると綺麗に見えないので、常にやや手前に引っ張るイメージで着付けていきましょう。このとき下前は体に巻き付けるように固定し、上前は巻き付けすぎないように注意しましょう。(上前を巻き付けた際、下半身部分の縫い目が中心に来る位置がベストです)

位置が決まったら、着物が緩まないよう手で固定しながら、くびれよりも下の腰のあたりで腰ひもを前から後ろに回します。後ろで交差させ、正面に戻したらやや右寄りの位置でちょうちょ結びをします。このタイミングで着物の下半身の位置が確定するので、問題ないかしっかりチェックしましょう。

6. おはしょりを整える

下前の衿のもたついている部分を、内側に三角になるよう折ります。このとき、おはしょりになる部分がすっきりするように着物のなかにしっかりと手を入れて上に持ち上げるようにしましょう。下前を整えたら上前を襦袢が綺麗に見えるように整えながら重ねていきます。

形が整ったら紐で縛るかコーリングベルトを使って留めていきましょう。おはしょりの長さは帯から5㎝くらいが理想的です。

7. おはしょりの位置が決まったら、伊達締めで縛り固定する

おはしょりの位置が決まったら、伊達締めで固定していきます。このとき上前のおはしょりのラインがまっすぐになるよう意識します。

たくし上げた部分を手で抑えながら伊達締めの中心を正面にあて、後ろに回し交差させ正面に戻します。正面に戻した伊達締めを前で2回かけ結びし、紐の端をしまいましょう。

8. 着付けの状態をチェックする

帯を巻いていく前に着付けの状態をチェックします。ここでしっかりチェックをしておくと、最終的に綺麗な着付けが完成します。

・半衿(もしくは襦袢)が均等に見えるか
・後ろ側から見たとき、半衿(もしくは襦袢)が見えていないか
・つまが上がっているか
・正面の下半身の部分の中心に縫い目のラインがきているか

上記が問題なければ着物の着付けは完成です。

9. 帯を巻く

次に帯を巻いていきます。帯の位置はおはしょりのバランスを見ながらきめていきますが、大人よりもやや上気味だと綺麗に見えます。

細長い方の帯を前から後ろに回していきます。このとき伊達締めの上に帯板をはさんで帯の下の部分に空洞ができず、緩まないように気をつけながら巻いていきましょう。帯についている白い紐は上にくるようにします。

白い紐を後ろで交差させ、正面に戻し帯の上側でちょうちょ結びを行います。この時、結び目は正面より少し右にずらしたところにできるよう意識しましょう。結んだ白い紐は帯の中に押し込んでしまいます。

10. 作り帯(あらかじめリボン上になっている帯)をつけていく

巻いた帯と着物の間に差し込む形で作り帯を背中につけていきます。前を向いたときに少し肩から羽が覗いていると良いでしょう。作り帯についている紐を正面へ回したらちょうちょ結びをし、こちらも帯にしまい込みます。

11. 帯揚げをつけていく

帯揚げをは作り帯の間、もしくは上のラインに合わせて後ろから前に回すようにつけていきます。次に正面にきた帯揚げの向かって左側の端(下前側)を、右側の帯の中にすべてしまい込み、向かって右側の帯揚げの端(上前側)を上に重ねるようにし、帯上の着物の重なっている部分にしまい込みます

12. しごきをつけていく

しごきをちょうど良い幅(4~5つだたみ程)に折り、帯の下の線に合わせて帯の上から巻いていきます。後ろで交差させもう1巻きしたら、左後ろでちょうちょ結びにし、長い方のあまったしごきで結び目を隠しましょう。

13. 帯締めを結ぶ。

次に帯締めを結んでいきます。帯締めの結び方はかわいらしいアレンジがたくさんあるので、ぜひ調べて気に入ったのを試してみてください。

14. 小物をつけて完成

最後に胸元にはこせこ、帯締めに扇子を差したら完成です。

【番外編】腰上げしている着物の着付け方法

いかがでしたでしょうか。7歳の女の子の腰上げしていない着物の着付け方法を見ていきました。腰上げしている着物の場合は、下記のような着付けをしてみてください。
1.足袋をはかせる。
2.お腹のあたりに下着の上からタオルを巻く。
3.右の衿が前に出るように合わせながら襦袢を着せて紐で縛る。
4.おはしょりを整えながら紐で縛る。
以降は腰上げされていない場合と同じです。

7歳の女の子の場合は、着付けでぐずったりということはないと思いますが、本人が好きな色やデザインなどもあると思うので、何回か試着をしつつ家族で楽しく七五三を迎えられるようにしてみてください。

七五三の際に人気の女の子の髪型についても紹介しているので、あわせてチェックしてみてくださいね。

あわせて読みたい

関連記事

七五三では着飾って写真を撮るのも楽しみのひとつです。どのような衣装を着せようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで七五三のお祝いで女の子におすすめの髪型や、衣装についてご紹介します。 女の子らしい可愛い写真を残したいと考えて[…]

753 3歳 7歳 女の子

共通の注意点

子どもの着付けにおいて共通して注意しておきたいポイントがいくつかあります。

・1度紐を結んだら次の工程に行く前にしわをのばす。
・紐は強く結びすぎず、程よいきつさで結ぶ。
・裾丈が短くなりすぎないように注意する。
・ヘアメイク・トイレは着付けの前に済ませておく。

子どもにとって動きにくく窮屈な着物は天敵です。特に小さな子どもの場合は好きなアニメなどで気を紛らわせたり、お菓子などを用意しておくと良いでしょう。

着付けは慣れてくれば1人でもできる作業ですが、前と後ろ2人でおこなうと着物のよれやしわ、たるみなどにも気づきやすくスムーズです。可能であればぜひ誰かに協力してもらってください。

近くのフォトスタジオ・写真館で七五三の写真を残そう

いかがでしたでしょうか。

大人でも窮屈に感じる着物。子どもにとってはより負担が大きいものになります。特に人見知りの子にとって、知らない人に着替えを手伝ってもらうのは不安に感じる部分も多いでしょう。大好きなパパママに着付けてもらえば子どもが感じる負担も少し解消されると思います。ぜひ、わが子の大切な門出を家族みんなで協力してお祝いしてあげてくださいね。

また、写真館フォトスタジオによっては、撮影時の支度の際に子どもの着付けの様子を見ることができるところがあります。撮影時の着付けはプロにしっかりやってもらいつつ、技を盗んでお出かけ時の着付けに生かしても良いかもしれませんね。

PHOTONOBAでは、七五三の豆知識のほかに地域ごとにおすすめのフォトスタジオ・写真館を紹介しているので、スタジオ選びにお困りの方はぜひ参考にしてみてください。


都道府県から探す

中国

鳥取 島根 岡山 広島 山口

四国

徳島 香川 愛媛 高知

九州・沖縄

福岡 佐賀 長崎 熊本 大分 宮崎 鹿児島 沖縄

753着物イメージ
最新情報をチェックしよう!