フォトスタジオ・写真館で撮影をする時は、プロにメイクをお願いすることもできます。でも、「どんなサービスなのかわからない…」と躊躇している方もいるでしょう。
そこで今回は、フォトスタジオ・写真館でのメイクについて解説します。撮影シーン別でメイクのポイントもご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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フォトスタジオ・写真館で頼めるプロのメイクについて
フォトスタジオ・写真館でしてもらうメイクは、メイクアップアーティストや美容師など、プロの人による写真撮影のためのメイクです。
メイクの具体的なメニューは?
お願いできるメイクはフォトスタジオ・写真館によって多少違いますが、メイクの上からお直しをする「お直しメイク」、部分的なメイクのみを行う「ポイントメイク」、一からすべてをメイクする「フルメイク」の3種類が代表的。フルメイクはほとんどのところでしてもらえますが、その他の2種類はメニューにない場合もあります。
またフォトスタジオ・写真館によっては、メンズのメイクを行っているところも。ただし、メンズのメイクは女性のようなメイクではありません。写真映りを良くするためのベースメイクです。
費用はどのくらい必要?
メイクにかかる費用はオプションとなっていて、目安は次のとおりです。
メイクのメニュー | 費用の目安 |
お直しメイク | 1,500~2,000円 |
ポイントメイク | 2,500~3,000円 |
フルメイク | 3,000~5,000円 |
メンズメイク | 3,000~4,500円 |
女性のフルメイクとメンズメイクにかかる費用はほぼ変わりませんが、男性の場合はメイクとヘアセットがセットになっていることも多いので、女性と比較すると割安です。
フォトスタジオ・写真館でメイクを行うメリット・デメリット
フォトスタジオ・写真館でメイクをお願いすることは、メリットばかりではありません。デメリットも含めて、その特徴について把握しておきましょう。
メリット
・衣装にあったメイクをしてもらえる
・自分ができないメイクをしてもらえる
プロにメイクをしてもらうメリットは、「写真映り」を第一に考えたメイクをしてもらえるということです。衣装も含めて考えてくれるので、最も良い状態で映れるようにメイクをしてくれます。また、自分ではできないメイクをしてもらえることは、単純に楽しみでもありますよね。
デメリット
・気に入らないメイクになる可能性がある
最大のデメリットとなることは、料金がかかるということです。プロに依頼する以上しかたのないことですが、費用が気になる方にとってはネックになるでしょう。そして、自分が気に入らないメイクになる可能性もあるので、こだわりのある方は事前に相談しておくことをおすすめします。
シーン別におさえたいメイクやヘアセットのポイント
フォトスタジオ・写真館で撮影をするシーン別に、おさえておきたいメイク・ヘアセットのポイントを解説します。
就活証明写真のメイク・ヘアセット
就活で使う証明写真を撮るなら、「健康的な印象」と「清潔感」が重要です。この2つのイメージを実現してくれるメイクとヘアセットについて確認しましょう。
ベースメイク | 健康的な肌色を作りましょう。トーンが明るすぎるファンデーションはフラッシュの影響で不健康に見えるので、肌の色と同じものを選んでください。 |
アイメイク | アイシャドウはブラウン系・オレンジ系など、肌色に近い色がおすすめ。大きなラメが入っているものは避けて、軽くパールが入っている程度のものに抑えましょう。 |
チーク | チークは血色を整えるもの。オレンジ系の肌に近い色を選び、フラッシュで飛ばないように、派手になりすぎない程度にしっかりと塗ります。 |
リップ | 肌なじみが良く派手すぎない、薄いピンク色を選んでください。リップラインをしっかりと書くと、キリッとした印象になります。 |
ヘアセット | 前髪が目にかからないようにセットすることが基本。横髪や後ろ髪は前に垂れないように、耳にかけたり、後ろで束ねたりするのがおすすめです。 |
宣材・オーディションに使う写真のメイク・ヘアセット
宣材やオーディションに使う写真でも、ナチュラルなメイクが基本です。肌が美しく見えるようにメイクをして、ポイントメイクで自分の魅力を引き出します。少しだけまつげを足すと、目が大きく華やかに見えます。
ベースメイク | 下地、ファンデーションはもちろん、シェーディングとハイライトも適切に入れましょう。写真と実際に見た印象は違うので、プロにお任せするようにしてください。 |
アイメイク | アイシャドウはベージュやブラウン、オレンジ、ピンクなどの肌になじむ色を使います。アイラインは濃く、きつい印象になりすぎないようにブラウンがおすすめ。 |
チーク | 濃くなりすぎないように、オレンジ系やピンク系のものを選び、血色がよく見えるようにほんのりと塗りましょう。 |
リップ | 薄いピンク色やコーラルのリップを使います。もともと唇の血色が良い場合は、無色のグロスだけでも良いでしょう。 |
ヘアセット | 華やかにアレンジをするよりも、ナチュラルで自分らしさが伝わるヘアセットにしましょう。目元が隠れないように気をつけてください。 |
家族写真を撮る時のメイク・ヘアセット
家族写真を撮る時のポイントは、清潔感と華やかさが両立されていることです。せっかくですから、子どもが主役の写真でも、写真映りが良くなるメイクをしてもらいましょう。
ベースメイク | 下地とファンデーションを塗ったら、ワントーン明るいコンシーラーを目の下に伸ばしましょう。肌の色が明るく、立体的な顔立ちに見えます。 |
アイメイク | 黒のアイラインを入れ、ブラウンのアイシャドウでぼかせば、立体感のある目元が作れます。まつげをカールさせ、マスカラを塗るだけでも印象は変わりますよ。 |
チーク | チークの色が派手すぎると、晴れの日メイクになってしまいます。自然な血色になるように、ピンク系、ブラウン系、オレンジ系で調整してください。 |
リップ | 華やかな印象になるように、赤・ローズ系のリップを塗り、リップラインをしっかりと入れておきましょう。 |
ヘアセット | アイロンで毛先を巻き、全体をふんわりとさせるだけでも華やかさが演出できます。きちんと感がでるようにセットしましょう。 |
こんなメイクはNG!失敗する前に知っておきたい注意点
撮影した写真を見て後悔しないように、NGメイクについても確認しておいてください。
盛りすぎたアイメイク
つけまつげ、しっかりと入れたアイライン、濃いアイシャドウ…など、盛りすぎたアイメイクはNGです。アイメイクをしすぎると反対に目が小さく見えることもありますし、けばけばしい印象になってしまいます。
チーク・リップの色が赤すぎる
チークとリップの色が赤すぎると、「気合の入ったメイク」になってしまいます。フォトスタジオ・写真館ではしっかりとフラッシュが焚かれるので、肌の色が白く見えがち。白く見える肌に赤色が強すぎると、色味がある部分が目立ちすぎてしまいます。
不自然な立体感
シェーディングやハイライトを自己流で入れると、写真では不自然に見えてしまうことがあります。鏡でチェックしてOKだったとしても、撮影した写真では同じように見えないことが多いからです。
フォトスタジオ・写真館のメイクで綺麗な映りを!
フォトスタジオ・写真館でしてもらえるメイクは、「写真映り」を第一に考えたメイクです。実際の自分の顔と写真に写った顔は多少なりとも違います。スタジオの照明やフラッシュの当たり方も含めて考えたメイクをしてもらえるので、自己流メイクよりも断然写真映りが良くなるでしょう。
プロによるメイクは料金がかかりますが、女性のフルメイクでも3,000~5,000円が目安で、決して高額なサービスではありません。「写真映りに自信がない…」と困っている方は、一度プロにメイクをお願いしてみることをおすすめします。見違えるほど写真映りが良くなる可能性もありますよ。
PHOTONOBAでは、成人式の豆知識のほかに地域ごとにおすすめのフォトスタジオ・写真館を紹介しているので、スタジオ選びにお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
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