フォトスタジオや写真館での記念撮影。
カメラに向かってピースでは、プロに頼んだ写真が台無しになってしまうかも。でも「どうやって撮ればきれいに見えるのか」「どんなポーズが似合うのか」わからないですよね。
きちんとしたスタジオで撮るのだからきれいに残したい!そんな願いを叶えるために、今回は撮影ごとのおすすめのポーズやポーズの指示について紹介していきます。
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ポーズの指示を出してくれるフォトスタジオ・写真館がほとんど
いきなり「じゃあ好きなポーズをしてください」と言われても困ってしまいますよね。実は多くのフォトスタジオや写真館では、撮影の時にポーズの指示を出してくれるところがほとんど。
記念撮影と言われて思い浮かべる、椅子やソファに座りしっかりと正面を向いた写真。あの写真もカメラマンの指導、指示のもと決められたポーズです。
ポーズ指定がある<正統派>記念撮影の場合
昔ながらの<正統派>記念撮影では、まず一番に姿勢が良く見えるよう教えてもらえるでしょう。頭を天井から糸で吊るされた感覚で、とにかくまっすぐにすることが大切です。きれいな姿勢が保てていれば写真に写った時にも美しく写りますよ。肝心のポーズは、膝の上に手を添えるだけ。ただまっすぐに座っている状態よりも指先まで美しく見えるのがポイントです。立っている場合なら正面に足を揃えるのではなく、モデルのように足をクロスさせカメラに対し少し斜めを向いた状態で、顔を正面に向け手は指先を揃えおへその上に添えます。
このように<正統派>な記念撮影をした場合には、表情もにこやかにほほ笑む程度の「記念としての写真」のポーズを指定されることがほとんどです。シンプルなポーズだからこそ、普段使わないところを使う難しさもあるでしょう。無理のない範囲でカメラマンと相談をしながらポーズをとってみてください。
カジュアル撮影の場合
かしこまった雰囲気ではなく、ありのままを残すことができるカジュアル撮影は、主に子どもの記念撮影で行われています。写真が大好きな子どもや遊び盛りの子どもの場合は、そのまま撮影を進めていくことがほとんど。難しいポーズを指示せずに、ヒーローの変身ポーズや走り回る姿、お姉さんに決め顔をしている状態を撮影していきます。ですがどうしても、写真が苦手でポーズを撮れない子どももいるでしょう。そんな時には、子どもの雰囲気に合ったポーズを指定してもらえるので安心してください。
フォトスタジオ・写真館に在籍しているプロのカメラマンは、「どんなポーズをしてもらえばお客様(被写体)がきれいに写せるだろう」と常に考えながら撮影を進めています。「こんなポーズできれいに写るの?!」と思っても、迷わずカメラマンに従ってください!きっと良い1枚を手にすることができますよ。また、撮りたいポーズやイメージを伝えれば要望にあった指示を出してくれます。美容院に髪を切りに行くように、気軽にイメージを伝えてみてください。
それぞれの撮影でおすすめのポーズ
先ほど撮りたいポーズやイメージと言いましたが、「そういわれても思いつくのはピースだけ…。」という方も多いですよね。SNS映えするポーズやそれぞれの撮影によっておすすめしたいポーズを紹介していきます。
ベビー・キッズ撮影の場合
1歳のお誕生日やたっちの記念、成長記録として利用することが多いベビー・キッズ撮影。特に小さい子どもの場合は、パパママと一緒に写ることも多いのではないでしょうか。そんな時には、ほっぺにちゅーやハグ、飛行機ごっこのように普段の触れ合いをポーズにしてみるのが良いでしょう。ひとりでポーズを決められるようになったら、その時にはまっているポーズをしてもらうのが一番です。後で見返したときに「○○レンジャーにはまってたのよ」と、思い出話に花が咲くこと間違いなし。ヒーローポーズやプリンセスポーズなど、好みのポーズをさせてあげてください。
七五三の場合
七五三は、今までとは違い少し大人になった表情を見ることができる撮影。やはりお兄さん、お姉さんなポーズが映えるでしょう。和傘などの小物をもって振り向く姿を収めた写真は、今までとは違う雰囲気を感じられるでしょう。男の子の場合は、刀などの小物をもって構えてみてもOK。日本男児らしい写真を撮ることができます。
ほかにもかしこまったポーズだけでなく、年相応のやんちゃさが見える頬に手をあてるポーズなどもかわいいですね。七五三は主に着物で行うので、着崩れや本人が苦しさを感じない程度のポーズをおすすめします。
成人式の場合
一生に一度の成人記念はかわいく残したいですよね。成人式のポーズは、振袖がきれいに見えるポーズをおすすめします。定番の正面立ちの状態から少し斜めを向いて、袖を持ち上げてみてください。これだけでも華やかな印象になり、振袖全体の柄を楽しむことができます。動きのあるポーズなら、振り向きポーズや視線外し。帯を見せる後ろ向きのポーズは、浴衣や訪問着ではできない振袖ならではのもの。ぜひこの機会に試してみてください。
普段撮っている写真のように小顔ポーズやウィンクなんかも、今しかできない二十歳らしいポーズです。カバンやショールのレンタルを行っているフォトスタジオ・写真館もあるので、小物を使ってみるのもOK。ほかの人とは違うSNS映えばっちりなショットになるでしょう。
フォトウェディングの場合
フォトウェディングは、ふたりらしい印象を残すことができるのが良いですが、SNSでよく見かけるポーズにあこがれますよね。結婚したふたりだからこそ残せるポーズで撮影に挑んでみましょう。
おでこをこつんと合わせたり、後ろからハグ、お姫様抱っこもフォトウェディングならではのポーズです。どのポーズも和装洋装に合いますが、ドレスで特におすすめしたいのは、新郎に抱き上げられるポーズ。ドレスの裾がふわりと舞い上がる様子を収めた写真は、一段ときれいな仕上がりになるでしょう。着物で色打掛ならきれいな帯が映えるバックショットがおすすめ。動きにくい和装は、後ろを向くだけでも様になりますよ。
マタニティフォトの場合
赤ちゃんがいる膨らんだお腹がメインのマタニティフォト。ママのひとり写しの時にはお腹を抱えたりさすってみたり、定番のポーズがおすすめです。
パパと一緒に
パパと一緒に撮るときには、お腹にキスしたり、ふたりでお腹を触ってみたり、パパが話しかけている風にしたりとバリエーションが広がります。顔が映るのが恥ずかしい!というパパには、後ろからハグしてお腹にハートマークを作るポーズをしてもらいましょう。夫婦らしい写真を残すことができます。
子どもと一緒に
お兄ちゃんお姉ちゃんがいる場合は、パパ同様お腹にキスをしてもらったり、糸電話で赤ちゃんと話してみたりしてもらうのも良いですね。パパとは違う、子どもらしいかわいい1枚を残すことができますよ。
その他
エコー写真やこれから使う赤ちゃん用の小物と一緒に撮るのも今しか撮れない素敵なポーズです。安産祈願の意味がこもったベリーペイントでの撮影も良い思い出になるでしょう。産まれてくる子どもに向けたメッセージカードと一緒に撮影をするのも、大きくなったときに一緒にお話ができるすてきな写真になりますよ。
新しい家族との出会いを楽しみにしつつ、ママと赤ちゃんの健康を一番に考えたポーズで写真を残してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一生に一度の大切な日を記録する記念撮影。思い出に残るものだから、おしゃれでかわいいポーズをしたいですよね。でも写真と言われたらどんなポーズをとって良いかわからなくなってしまいます。冒頭で伝えたように、ポーズの指定をしてくれるフォトスタジオや写真館がほとんど。ですが、「こんな写真にしたい」というイメージが伝わっていなければ、思っていたのと違う写真になってしまうことも。今回紹介した以外にも、記念撮影をおしゃれに残せるポーズはたくさんあります。友人のSNS投稿や好きなモデルの写真を参考にして、カメラマンに伝えてみてください。あなたの思い描いた記念写真を残すことができますよ。
ですが、記念写真はその時の思い出を見返せるもの。ポーズにこだわって楽しくない時間を過ごしてしまっては台無しです。おしゃれに見えることも大切ですが、あなたらしいすてきな笑顔を忘れずに、思い出に残る写真を撮影してみてください。